設計事務所とハウスメーカーと工務店の違い

「工務店と設計事務所って何が違うんですか？」

「設計事務所って敷居が高そうだし、ハウスメーカーより値段も割り増しですか？」

と聞かれることが多々あります。

色々なサイトで分析されていますが、私見も混ぜてみました。

・設計事務所は工事も現場段取りもしないです。プランニングしたり、提案したり、VEしたり、設計図面通り現場が出来ているか確認するのが仕事です。工事をする工務店をお客様と一緒に選定します。ですので、工務店の目線ではなく、建築士として客観的に建物の施工精度や品質を確認・監理し、お客様に高品質の建物を提供できます。

・設計事務所には工務店でよく言われるキッチンやフローリングなどの標準仕様というものはありません。様々な選択肢があり、設計事務所ごとで得意なデザインに合わせた材料の提案をします。ということは、お客様との相性が大切になってまいりますね。選択肢が多い、という事は打ち合わせ期間も工務店に比べたら長くなります。家づくりを一緒に考えたい、という方には設計事務所がおすすめです。

・雨漏れや部品の交換といったアフターサービスは工務店が行いますが、設計事務所の行うアフターサービスとは、改装したい時や外壁を塗り替えたい等、デザインや使い勝手を相談できるという事です。設計事務所はお客様の建物のデータを保管しておりますので、先ず何かあったら設計事務所に相談が良いと思います。※HITOMAではダイニングテーブルやソファー等の家具購入の相談をされることも多いです。

・トータルコストについては、ハウスメーカーより安く、工務店より高いイメージです。完全に私見ですが。。。（ちなみに私どもでは工事価格の１２％が設計・監理費用の目安になっています。）実際にはお客様のご予算に合わせて提案しますので、設計事務所のコストパフォーマンスが一番良い！と思います。（これも私見です）

規格的な安心感はハウスメーカーが一番だと思います。

リーズナブルにお家を建てたい方は工務店がおすすめです。

自由な間取りで、素敵なデザイン、高品質な住宅という方は設計事務所がおすすめですね。