ちょうど良いつながりの家
- DATE
- 2025/07
- COMMENT
- 長く住み継がれてきた平屋を解体し、
その記憶と風景を大切に受け継ぎながら、新たに誕生した二世帯住宅。
白と黒のコントラストが印象的なファサードは、静けさと存在感を放ちます。
この家の中心には、かつてから残る和風庭園。
季節のうつろいを感じられるこの庭を囲むように、
リビングや茶室を配置し、内と外がなめらかにつながる空間に。
とりわけ茶室は、日常の中に静けさと“間”をもたらす特別な場所。
庭の緑や風の音、差し込むやわらかな光を五感で感じながら、
心が自然とほどけていくような時間が流れます。
親世帯と子世帯、それぞれのライフスタイルを尊重しながらも、
ひとつの庭を通して風景を共有する。
距離感とつながりのちょうどよいバランスが、住まいの心地よさをかたち造っています。
“機能を超えて、感性と共に暮らす”。
そんな住まいの理想を、静かに体現した二世帯住宅です。